ウコンの種類について

ウコンと一言で言っても、種類が4つあります。春ウコンと秋ウコンと紫ウコンと白ウコンというもので、それぞれ成分にも違いがあり、使われ方も違います。

 

例えばウコンの代表的な有効成分であるクルクミンは、秋ウコンの約3%から4%含まれているのに対し、春ウコンや紫ウコンにはほとんど含まれていません。その代わり春ウコンにはテルペン系精油分が約6%も含まれており、健胃や血圧低下作用を発揮するのはこちらのほうです。

 

春ウコンはキョウオクという名前が正式で、生産量が少ないのも特徴です。
そして秋がウコンは国から唯一生薬認定を受けているもので、カレー粉に使われたり、健康食品に使われたり、染料に使われたりするのはこちらです。

 

紫ウコンはガジュツとも呼ばれ、薬用として利用されるのみですが、クルクミンはほとんど含みません。私たちがウコンと聞いて思い浮かべるのは、おそらく秋ウコンが大半でしょう。

 

なかなか見分けがつかないのでパッケージで確認するしかないのですが、もし生の状態で見る機会があれば違いがわかります。春ウコンは葉の裏がザラザラで、根茎の切った口は透明な黄色、秋ウコンは葉の裏がツルツルで切り口はだいだい色に近い濃い色です。

 

紫ウコンは持ってみるとすごく軽く、石のように硬い根をしています。

 

同じウコンでもいろいろな違いがありますね。ショウガ科の植物は熱帯、亜熱帯に500種類以上も分布しているので、世界にはもっといろいろなウコンがありそうです。

 

春ウコン、秋ウコン、紫ウコン、白ウコンのそれぞれの特徴

 

春ウコン

春ウコンは、他のウコンには含まれているクルクミンの量が少ないタイプのウコンになります。

 

クルクミンが少ないウコンですが、春ウコンも私たちに良い効果をもたらしてくれることは間違いありません。精油成分が豊富に含まれているのです。

 

シネオール、α-クルクメン、クルクモール、アズレン、ミネラルなど様々な精油成分が春ウコンは入っています。よって、肝臓機能を改善する薬としては1番効果的なウコンとなっています。

 

抗酸化作用、抗がん作用にも適用できます。春ウコンは健康食品用としては用いることはありませんが、病気を改善する事ができる薬としては1番効果的なものです。

 

秋ウコン

健康食品に使われているほとんどのウコンが、この秋ウコンになります。
秋ウコンは二日酔い対策や体調改善、日頃の疲れをとってくれるものです。

 

クルクミンが1番多く含まれているウコンということになります。

 

クルクミンが豊富に含まれているということは、二日酔い防止の他にも、動脈硬化防止、活性酸素の排出、肝臓障害の改善など健康面の様々な改善を期待することができるでしょう。

 

紫ウコン

ウコンの中でも苦味が感じられるウコンとなっています。

 

紫ウコンそのままでは食べることはできないので、秋ウコンと混ぜて販売されることが多いようです。クルクミンの含有量が少ないことも特徴のひとつです。

 

しかし、紫ウコンは一部の人に人気となっており、胃潰瘍に効果があるウコンとして知られています。

 

白ウコン

これから人気が上がってくるであろうウコンとして注目されているのが白ウコンです。

 

白ウコンにもクルクミンが少なく、他のウコンよりも生で手に入ることがなかなかできない貴重なものとなっています。通風、糖尿病、高血圧など日本人には馴染みのある症状を改善してくれる力を持っています。